心療内科受診で更年期障害の症状が改善したケース

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心療内科更年期障害

看護師をしている56歳の女性です。仕事柄、生活は不規則でストレスも多く、細やかな体調不良や気分の浮き沈みは「仕方ない」と思いながら過ごしていましたが、48歳を超え生理不順になってからは「寝込みそう」と思われるぐらいに症状が酷くなりました。

具体的な症状としては、突然あらわれる動悸やめまい、酷い肩こり、夜間の途中覚醒、些細な事での気分の落ち込みやイライラ感です。更年期障害については、理解はしていましたが、自身の母親からは「更年期障害なんか私にはなかったから、娘の貴女も大丈夫」と言われており、また「更年期障害の症状は親子でタイプが似るらしい」と言う根拠のない話をまともに信じていました。

そのおかげで、動悸がすると循環器、めまいで耳鼻科受診をしたりと更年期障害以外の病名が欲しかったのか、自身の加齢を認めたくなかったのか…。当然、更年期障害という事を告げられました。

同期の友人と比べてみたり、自分自身が人より老いているのか…など悩みました。医師は「気分転換したり、ホルモン療法」を勧めてきましたが、気分転換に通うフィットネスジムも、その人間関係が面倒でストレスになるし、ホルモン療法は仕事柄「ガンのリスク」を考えると なかなか踏み出せない状況でした。

職場会議の最中に動悸や理由のない不安感なども出現して 他者からも明らかに体調不良が分かることもありました。かと言って、生活がかかっているので仕事を辞める事も出来ず、毎日「早く更年期障害が終わる事」を願っていました。

更年期障害には、個人差が激しく私のように生活を維持するのに大変な人もいる反面、たいして症状のない人もいる為、私の症状は「オーバー」「気の持ちよう」だと、同姓であっても否定的に捉えられる事も多い現状でした。

そんななか、意を決して心療内科を受診してみました。これは乳癌告知などされた患者が精神的なフォローまではめんどくさいし、出来ないと外科の医師が心療内科受診を勧めている事が多く、時折心療内科の患者の訴える症状が私の訴えに似てる事に気がついたからです。

心療内科ではまずカウンセラーがゆっくりカウンセリングをしてくれた後に 医師の診察です。ひとつひとつの症状が身体的病気ではないかと一通りの検査を受けた後「更年期障害による過呼吸症候群」などの病名がつけられ、対症療法の内服薬が処方されました。

めまい止め・睡眠導入剤・ビタミン剤などです。これらを内服していくうちに 諸症状は改善され、通常の生活レベルまでもどりました。多分、睡眠導入剤で十分な睡眠時間の確保をした事で、身体の疲れがとれ、その事で、精神面も安定したのだと思います。

また、適度な運動をする様に勧められましたが、自身の好きな運動で気が向いたときにしか出来ない私は 犬の散歩を朝・夕に早歩きで行っています。「毎日運動しないといけない」と強く思う事もストレスになるからです。

また、クラッシック音楽を主に料理などの家事をしている最中に日常的に流す事にしています。自分なりの音楽療法です。また、様々な仕事の悩みなども「健康なら解決出来る」と自分自身に言い聞かせるように言葉を発してみたり、つけている家計簿に退職後にしたい事を書き綴ってみたり、たまには映画館や美術館にも足をはこんでいます。

私の場合、心療内科を受診した事で 内にこもるだけでなく、体調のよい時は外に積極的に出かける事で 見る見るうちに症状が改善しまた。心療内科は、敷居が高く「精神疾患の人が通う」というイメージで、更年期障害とはなかなか結びつかないかも知れませんが更年期障害には「女性特有の病気に繋がる諸症状をだす原因に繋がる」として、一度受診する事で長く苦しんでいる悩みからも解放されるかもしれません。

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